お煎餅にも色々な種類がある。普通の醤油味から海苔を張り付けたもの、砂糖をまぶしたザラメなどがあると思う。橋本京明がよくお煎餅を食べているのは、もしかしたら地元が草加だからかもしれない。そもそも煎餅の歴史は古い。
材料が米で、保存にも効く食品なので、農耕文化の時代から食されている食べ物とされているらしい。弥生時代の遺跡からも煎餅に似た食物が出土した記録があると言われている。ちなみにその時の原材料は、栗やサトイモなどを使っているらしい。また、煎餅は草加特有の文化ではなく、全国ほぼ全ての地方にあると言っても過言ではない。
橋本京明も良くお土産に煎餅を買ってくるが、結構面白いものがある。山形県のオランダ煎餅は割と有名だと思う。(山形の水田風景がオランダに似ているらしい)そして、橋本京明が言うには「煎餅を広義的に捉える場合は、こんなものまで仲間入りする」らしい。例えば、かっぱえびせん。
薄桃肌色とでも表現すべきかどうか分からないが、エビを揚げたような色に似た色のスナック菓子もまた煎餅だと言う。一応、名前に「せん」が入っているので分からなくもない。例えば、八つ橋。生じゃなく、堅い方の八つ橋もまた煎餅の仲間だと彼は言う。
最早、穀物を潰して伸ばして焼いたものは全て煎餅の仲間と言えそうな気がしてきた。橋本京明からしたら、もしかしたらシリアルコーンやピザも煎餅の仲間と言い張るかもしれない。しかし、よくよく調べてみると中国の煎餅の見た目はピザそのものなので、あながち彼の意見も否定できないのであった。Amazon.co.jp: 橋本京明: 本のことならこちら
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